
院長平嶋昇
1968年群馬大学医学部卒業。研修医時代に「生命の誕生に関わりたい」という思いを強め、慶應大学産婦人科学教室に入局。東京御茶ノ水にある浜田病院にて研鑽を積み、アメリカ留学を経て1986年開業。地域の周産期医療を支えながら、医院のさらなる充実をめざして2017年に建て替えリニューアルを行った。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。
豊かな緑に包まれた環境で
自然分娩を基本にした出産をサポート
上尾の静かな自然に囲まれ、心身ともにリラックスして出産に向き合える。そんな環境づくりをめざし、「森の中の夢の産院」をイメージして当院を開いたのが1986年のことでした。2017年に開院30周年を記念した建て替え工事を行い、院内の至るところに美しいステンドグラスで彩りを添えました。入院室は居住性を重視し、畳敷きの和室も増やしましたので、ご家族でゆっくりくつろいでいただけます。
お産は、受胎から出産までをフルマラソンに例えることができると思います。すべての妊婦さんが「赤ちゃん」という輝かしい金メダルを胸に抱くことができるように、私は良い監督になれるよう力を尽くし、スタッフは沿道の応援団として妊婦さんを見守ります。妊婦さんが無事に完走できるように、医院一丸となって支えることが、当院の使命だと考えています。
また、当院では乳児検診のほか、赤ちゃんに多い乳児湿疹に対応する皮膚科診療も行っています。婦人科では子宮がん検診も行っていますので、ぜひ受診していただきたいと思います。
経験を積んだ医師と
スタッフが対応します
こまやかな診療で地域の周産期医療を支えてきました。医師と経験豊富なスタッフ、リラックスできる環境を整えています。
逆子のお産は基本的に
経腟分娩の方針です
逆子であってもすぐに帝王切開と判断するのではなく、長年培ってきた産科技術を駆使して、できる限り経腟分娩を行っています。
「子宮がん検診」に
力を入れています
当院の婦人科では、検診による子宮がんの早期発見に尽力し、がん初期であれば妊娠が継続できるように専門機関と連携しています。
皮膚科の診療も
行っています
乳児湿疹にしっかり対応しアレルギーの連鎖を防ぐため、多くの妊婦や新生児を診てきた専門の医師が診療にあたっています。
産科
1986年の開院以来、豊かな自然に囲まれながら、ゆったりとした気持ちで出産に向き合える「森の中の夢の産院」を追求してきました。経験豊富な医師と気配り上手なスタッフが「チームひらしま」として親身に寄り添い、すべての妊婦さんが落ち着いて出産に臨めるように心がけています。また、安定期に入った妊婦さんには、当院オリジナルの「マザーズクラス」の受講をお勧めしています。
自然分娩を大切にした出産管理体制
出産は女性にとって「自然な営み」と考え、自然分娩を大切にしています。帝王切開は母体に与えるリスクが今なお大きく、初産で帝王切開を行うと第2子以降も繰り返す恐れがあります。また、新生児が呼吸障害を起こす可能性もあるため、当院では設備機器を整えることや、医療技術の向上、妊娠管理体制の強化によって帝王切開を必要最小限に抑え、陣痛促進剤についても使用を慎重に検討しています。
子宮がん検診
地域の周産期医療を支えるだけでなく、女性が妊娠可能な体を維持できるように、「子宮がん検診」に力を入れています。子宮がんは子宮を失うだけでなく、時には命にも関わります。当院では子宮がん・子宮頸がん検診と、子宮頸がん予防ワクチンを推進し、病気の早期発見に努めています。早期なら妊娠の継続も可能ですので、がんの専門機関と連携しながら出産をサポートしています。
皮膚科
妊婦さんだけでなく、赤ちゃんの診療経験も豊富な皮膚科の医師が診療にあたっています。赤ちゃんに多く見られる乳児湿疹は、さまざまなアレルギー症状が次々に現れる「アレルギーマーチ」の引き金になる可能性が高いため、最初にしっかりケアすることが大切です。当院では薬の塗り方から日常生活での注意点、予防のポイントまで、完治をめざした丁寧な指導とアドバイスを行っています。
医療法人社団昇龍会 Women's Clinic ひらしま産婦人科・皮膚科
埼玉新都市交通ニューシャトル 沼南駅から徒歩10分